じめじめした大安の深夜に食事を

「オレンジジュース」のことを特別に考えている人って、たくさんいるのかな。過去の体験や固定観念みたいなのが、「悪ガキ」と結びついてしまうことも、よくある話って言われそうだし。
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汗をたらして踊る妹と俺

「富士には月見草がよく似合う」という有名な名言を表したのは小説家の太宰治だ。
太宰はバスに乗って、御坂を越え、今の甲府まで向かっていた。
そこで偶然にも一緒になったおばあちゃんが「月見草」とつぶやく。
そこで、振り返った彼の目に映ったのが、月見草、同時に名峰富士だ。
富岳百景のこの部分は、名峰富士を話すときに欠かさない。
他にも芸術に人気の、3776mの名山だ。
どの角度から見ても同じように、整った形をしているために、八面玲瓏と言うワードが似合うと言われる。
納得だ。
私が大好きなのは、中央高速道路から見る名峰富士だ。

息絶え絶えで踊る友人と夕立
大物お笑い芸人が芸能界引退みたいで、ニュースやネットでうるさいぐらい扱っていますが、とってもすごいです。
また変わる総理大臣がどなたになるかっていう話より報道でも番が前だったし。
どういった政治家が首相になろうが変わらないって思う人も非常にいますし、それより、よくテレビで見る大物が芸能界を電撃引退というほうが影響がでるということですかね。

涼しい日曜の夕暮れに熱燗を

まだまだ社会に出てすぐの頃、無知なこともあって、大きな厄介なことをひきおこしてしまった。
罪悪感を持つことはないと話してくれたお客さんだが、感じの良い訂正の仕方も考え出せず、号泣してしまった。
若いお客さんが、エクセルシオールのカフェオレをどうぞ、と言いながらくれた。
誤って2つ頼んじゃってさ、と話しながら別の種類の飲み物2つ。
背が高くて痩せててすっごく優しい雰囲気をもっていた男性。
ありがたかったな、と思い出す。

暑い日曜の晩に立ちっぱなしで
今考えると、中学生のころから高校までそんなに向学心を持って生活していなかった。
友人が必死で学んでいても、自身は課題で出された内容をしぶしぶやるといった感じだったように思う。
それでも、大学に入ってから自分の興味のある分野の勉強に変わると、内容がするりと入ってくるようになった。
しばらくして、社会に出て、研修期間を過ぎて本格的な業務になると、今度は好き嫌い関係なく、勉強せざるを得なくなった。
楽しくないなど感じる間もなく、なにがあっても学ぶ時期が続いた。
こういった期間をしばらくすると、なぜか学生時代にしなかった勉強をやり直したいと思うようになった。
現在では、同じことを考えている人が当時のクラスメイトにたくさんいる。

どんよりした祝日の午前に熱燗を

夏休みが2週間くらい過ぎた頃の夕暮れ時。
「缶蹴り」で鬼をしている少年は、とてもお腹を空かしていた。
捕まえても捕まえても、カンを蹴られて捕まえた友達が逃げるので、もはや今日のカンケリは終わりが見えない、と肩を落とした。
へとへとに遊び疲れて家に帰ると、扉を開ける前に、今日の晩御飯が判明した。
めちゃめちゃうまそうなカレーの香りに、少年は胸が高鳴った。

控え目に体操する母さんと月夜
一時期、体の調子があまり良くない上に、食事と、睡眠の中身が良くなかったので、吹き出物が増えた。
改善したいと思って、生活リズムを意識し、体にいい事をしようと情報収集をした。
根強く勧められたのが、アセロラドリンクだ。
現在でもかなりの頻度で飲んでいる。
レモン以上にCがたくさん摂れると言う話だった。
コンディションと美肌はやはり食事から作りだされるのかもしれない。

雹が降った仏滅の夕方に焼酎を

社員で就いていた時の大好きな先輩は、社長令嬢で、誰が見てもお姫様だった。
小柄で愛嬌があってとにかく元気な、動物好きの先輩。
動物愛護グループなど立ち上げて、しっかりキャンペーンを行っている様子。
革の使用反対、ベジタリアン、動物実験反対。
知り合ってすぐに、マンションにお邪魔したことがある。
都心にある背の高いマンションで、六本木ヒルズが見えた。
先輩は、手入れの行き届いたきれいなシャムと仲良しだった。

一生懸命走る君と紅葉の山
私は、アパートで一人で行えるような業務をして、稀に声があるとプロジェクトでの仕事に出る。
その何回かだけど、まじで怠く感じてしまう。
ここまで嫌なら引き受けるの辞めてしまおうかと。
行けば頑張るけれど、大勢の社員にはさまれて、みんなで業務を成功させるのは難しい。
と、親に話すと、気持ちは理解できるよ、と豪快に笑っていた。

じめじめした週末の深夜にひっそりと

理由があって不可欠なモウソウダケをコンスタントにもらえるようになって、願ってもないのだが、しかし、モウソウダケが厄介でどんどん持っていってほしがっている竹の持ち主は、こちらの必要量より竹を取っていかせようとするので仕事が増える。
うんざりするほど運んで帰っても余っておいてても色が落ち捨てることになるのだが、モウソウダケが困ってしょうがないらしく、持って帰ってくれとしきりに請われる。
自分もいるものをいただいているので、断りづらい。

雨が上がった木曜の午後に昔を思い出す
本日の晩御飯は一家そろって外で食べる事になっているので、少年はとても楽しみにしていた。
何を注文しよう、と夕方にはいろいろと想像していた。
ハンバーグやオムライス、ポテトフライやから揚げ、などなど、メニュー表には何が載っているのかも楽しみだった。
場所は近くにあるファミリーレストランだ。
お父さんが運転してくれている車はじきにお店の駐車場に到着する頃だ。
お母さんは助手席でお父さんとお喋りしている。
お姉さんは後部座席で、イヤホンで音楽を聴いている。
少年は車のドアを閉めると、喜び勇んで入り口を誰よりも先に開けた。

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